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2013年11月30日 (土)

豆と豆腐

本日の伊勢原は、近くの市民センターに集合。まずは豆腐を作る。
水に浸しておいた大豆をミキサーにかけたあと、鍋に入れる。
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ところでミキサーがなかった時代、この豆腐をつぶす作業はどうやっていたのだろうか。石臼かなあ。

ゆっくりと火にかける。焦がさないようにずーっとかき混ぜっぱなし。
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ふわ~っと、なんともよい大豆の香りが立ちこめる。この大豆液はとても焦げやすいので、本当は厚手の鍋でやった方がよいそうだ。

頃よい加減で火から下ろし、さらしで漉していく。
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これがまじりっけなしの豆乳。そして、

搾りかすは真っ白で美しいおからになった。
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みんなでわけて、お土産に頂いた。
豆乳を再度火にかけ70度くらい(うろ覚え)まで暖めたら、同じく暖めていたにがりを回しいれ、静かにまぜフタをしてしばらく置く。この時厚手の鍋だとゆっくり温度が下がるよさもある。

お豆腐がかたまるまで、今度は講義。
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伊勢原は江戸時代大山詣でで大いににぎわったと聞いていたがその歴史はそんなもんではなく、なんと縄文の時代から人々が生活していたのである。
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小田原にもほど近く、人々が東京方面へいききするなど交易が古くから盛んだったという伊勢原。

去年の春から伊勢原に来るようになり、大山をのぞむ畑の景色や、夏の講座の打ち上げで行った水辺の美しさにノックアウトされ、今自分的に年取ったら移住したい地No.1である。そのときまで、この美しい田園風景が残っているだろうか。。

さて、お豆腐!ちゃんと固まっていました!
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おたまですくって、さらしを敷いたざるにあけていきます。
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水を切って、ざる豆腐、完成でーす!
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講師の先生が作ってきてくださった、おからの煮ものと、秋田の郷土料理という豆腐カステラも一緒に
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いただきまーす!

食後は畑に移動して、蕎麦と大豆を収穫した。
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根っこをつけずに収穫したそばや大豆は、ブルーシートの上でビールケースなどにばんばんぶつけて脱穀する。
ビニールシートに殻と実が一緒にちらばるので、それをあつめて容器に移すと。。
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もうほんと、ごみの山だ。これを実とごみにより分けていくのである。

前々回で講師だった、アフリカなどで無耕起栽培の研究をされているという先生が、りきまるの隣で大豆の粒をつまみながらぽつりと言う。
「収穫だけでこんなに大変な作業なのに、地球の裏側から運んで加工して1パック100円で売れるなんてなんだか不思議。」

ほんとですね。それが人の知恵の結果の『豊かさ』なのか。その豊かさの裏に何かリスクが潜んでいないのか心配になるほどだ。

箕を使って風でごみを飛ばす。
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川越で自然農をされている講師の方はやはり上手!

ものすごく原始的な方法だけれど、何千年も、しかも世界中でおんなじように穀物を脱穀しより分けるのに使ってきた道具だということを、Wikipediaで知った。 ⇒ クリック

世の中に便利な道具はあまたあるけれど、こういう道具が上手に使える自分になりたいな。例えば車を運転するときにカーナビではなく地図を読める能力とか、そういう人としての基礎力を落としたくないのである。

だいぶごみがとれた大豆。
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後は手で地味にとりましょうということで、本日の講座はおしまい。蕎麦と大豆をお土産に頂いて帰った。

こういう作業をしていると、ごみひとつなく、傷もなくピカピカつるつる均等な大きさの豆だけが入っている、お店で売っている大豆の袋の方がなんだか不自然に感じるから不思議である。

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