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2013年5月11日 (土)

伊勢原で製茶作業の巻

今日は農大の授業二回目。最も楽しみにしていたと言っても過言ではない、茶摘と製茶作業をするのである。

あいにくの雨。カッパを忘れたので傘を差して茶摘となった。
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ここのお茶の木は在来種。江戸時代から続くお茶の木もあるというすごさ。(一般的なお茶はやぶきたとか数種類の標準品種である。)

そしてここのお茶の特徴は、これ。
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梅の木の下に植えられていることである。つまり天然の日よけがされているのだ。
私たち東京の人間が目にする茶畑と言えば、日の光をさんさんと浴びる茶の木なんだけれど。
実は玉露は新芽の時期最低2週間、黒い覆いで覆われて育つのだ。これにより旨味の原因のアミノ酸が増え、渋みのタンニンが少なくなるし、覆い香が生ずるそうだ。

この山口家は、黒田藩(福岡)のお家騒動に巻き込まれてここに移住したと言うから、こういう育て方を知っていたかもしれない。(福岡は江戸時代から玉露の名産地。)

さて。総勢30人でちゃっちゃと摘んだ茶葉を一箇所に集めます。
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薪をくべてお湯を沸かしたら        蒸し器を用意して
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きっちり50秒蒸します!
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さあ!蒸し上がり!すぐに運んで、
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大急ぎでござの上に広げます!急げ急げ!広げて広げて!
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いち早く広げて冷ましていきます。

これは焙炉(ほいろ)。ガスのものと炭のも二種類があるので、ワタシは炭で作業。
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火が激しいので、ぷーっと水を霧吹きにして落ち着かせます。
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焙炉は和紙のふたがついていて、その上に冷ました茶葉を広げます。
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さあ広げたら
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先生が見本、ふわふわふわっと上に持ち上げて乾かしていきます。
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乾いてくると、独特の茶の成分がにじみ出てきて、ちょっとべとつく感じ。
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こうなってきたら、軽く玉にして両手で左右にごろごろと転がします。身体も使ってふわっとごろごろ。お茶の良い香りに包まれ、なんとも幸せな気持ち。

焙炉は4台あります。
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みんな一生懸命。ちょっと寒い日だったけど、汗が噴出す感じ。

ねばりが出ていた茶葉も少し乾いてきたら、今度は手もみの作業になります。
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針みたいにまっすぐかっこよくなりますように。

ちょっとでも水分が残るとかびちゃうので、先生のOKが出るまで延々と茶もみ。

「先生、茶もみってほんと大変な作業なんですねえー。。。」と言うと、

「そうなのよ。だから昔はオトコの人の仕事だったの。」とのこと。

そうかー。。刀を農具に持ち替えて、静岡で茶畑に開墾した武士たちもこんなことをやっていたんだねえ。。

交代でお昼を食べて、
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お茶の葉の天ぷらがありました!

そうしていよいよ、
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じゃーん!出来上がりましたー!

小分けしてお持ち帰り用のお茶をつめて、
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みんなで試飲。
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美味しい~。
でも先生によると、やはり日本茶はこのガラスでなく陶器の急須で入れるのが一番とのことでした。

お土産のお茶は、お茶大好きのかーちゃんへの、良い母の日のプレゼントになりました。

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