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2012年8月26日 (日)

出張田園生活 : 切ってこその森 使ってこその森

山から下りてきたら、今度は山の木を使った製品について学ぶ。
木のストックヤード。
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これは檜。杉は真ん中が赤茶色なのです。

角材になってるのもあり。
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たしかに、四角く切り出すときに出る端材は、使わないともったいないね。

ここでの主力商品がこのユカハリ。
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間伐材は長い角材などは作りにくい。(曲がっていたりね)その特徴を生かした商品だ。

ユカハリタイルもある。
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こんなタイプも。
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おお、ニシアワーのマークとおんなじだね。

間伐をしないと、さっき見たような美しい森はできない。
でも間伐にもおカネは要る。
間伐材を使った商品が売れないと、間伐もできないのである。

切ってこそ、森が維持でき、切ったものが売れてこそ切ることができる。

森の学校に戻って、
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ユカハリを使ったモデルルームを見た。
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木の香りが漂う素敵な空間。
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塗料で木を封じ込めたウチのフローリングとは全然違う。あー。。改装したいなー。。壁は珪藻土かしっくいに。床はこの床に。

カフェで自家製ジンジャーエールをいただく。
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そのあと宿に送ってもらい、一休みしたら晩めしにピックアップいただくことにした。

が。
宿に戻った瞬間、「お礼にご馳走します。」と言ったのに、おカネ払い忘れていたことに気づき、「ぎゃー!!」と叫んだ。とほほほほ~。疲れてぼーっとしてたとはいえ信じられん。後で謝って渡さなければ。

少し横になったら元気が出てきた。

山に日が沈み夜がやってくる。
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Mさんと、村に二軒しかないという飲み屋のひとつ、
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ここで晩ごはん
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このお好み焼きやに、お願いして連れて行っていただいた。

さっき見たタタラ製鉄跡にあった集落で生まれたというツギノさんは、90歳近いと言うのに肌がつやつや。大酒飲みで一升酒飲んでも朝7時からお店を開けるという。

オオカミがいたと言うその村の人は、みんな小指の爪を伸ばしていたという話を聞く。

オオカミは人間を飛び越える習性があるため、もしオオカミに会ったらしゃがんで頭の上で爪を立てる。オオカミの腹の皮は薄くて柔らかいから、爪で腹を割いて身を守ることができるんだそうだ。

なんだか不思議。
ちょっと前まで日本人は、そんな風に生き物に囲まれて生きてきたのだね。

常連さんがやってきて、カウンターで一緒におしゃべりをした。
西粟倉や近隣の村のあちこちの話や由来を聞くのだが、説明に出てくる年の単位が、

「300年前にあーでこーで。」

なのである。どひゃー。。びっくりじゃー。

という不思議な夜。

宿に帰りながら、「鹿、見ましょうか。」と、山の入り口の道を走っていただいた。鹿、いるんですねー。。と言うなり、鹿が目の前を横切った。ひゃー。。。

宿でビールを飲み一日を振り返る。
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今まで行ったどんな旅よりも、濃くて不思議な一日だった。明日は早く起きて散歩に行くとしよう。

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