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2012年4月

2012年4月29日 (日)

番外編 : 土を喰ふ日々

【水上勉氏が書く『我が精進十二ケ月』は、我が理想の田園生活を体現した書。】

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中川一政氏による装丁も大変素晴らしい。

ここに語られる、四季の食材、それとそれらを通じて語られる彼の人生の記憶は、不思議なほど、遠く離れた年代のはずの、自分の奥底に眠る記憶とつながるものがある。

冬枯れの軽井沢で貯蔵した野菜を工夫しながら調理したり、ようやく水ぬるむ野や沢を歩きながら春の恵みを探し、小さい畑を耕す。
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それは51歳のりきまるが今心から憧れる生活でもある。

歳とって始める田園生活は、こんな風に静かに、そして内省を含み憂いを帯びている方が素敵だ。

そんな自分をときたま訪ねてくる人を、精一杯もてなすため、『土から生れたもの』で料理を作る。
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美しいカラー写真など何一つないけれど、今の私にとって、最上の料理本の一冊でございます。


ところでこの本、買ったのは6年ほど前だったのだが、内容のあまりの地味さにずーっとつん読状態であった。

50歳を超えてようやく再び手に取り、ページが進むのを惜しみながら夢中で読んだ。
本も人と同じく、出会うべき時があるとしみじみ思うのでありました。

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2012年4月28日 (土)

ガーデンセンターの楽しみ

二子玉川は高島屋ガーデンアイランドにあるプロトリーフ2階は、お気に入りのガーデンショップのひとつである。
連休初日は春のバラフェアをしていた。

きれいだねー。。りきまるは香りの良いのが好きだ。
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最近はオールドローズ含めて種類が増えて楽しいね。
そしてばらの楽しみは、蕾から次々と姿を変える美しさであるよね。
堅いつぼみ
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  ↓
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  ↓
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  ↓
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咲きかけがすてきなもの、開ききった姿が素敵なもの、様々である。
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自分で育てずとも、ばら園に行かずとも、ガーデンセンターでお得にばらを楽しむことができる。

ところでばらって実は日本や中国が発祥なんだそうだ。日本や中国で自生していた野ばらをヨーロッパに持ち帰り品種改良したものが今のばらなんですと。
えっへん。そうなのかー。
ちょっと嬉しい気分である。

ところでここのハーブコーナーも大好きで、迷いながらあれこれ苗を購入。
今回チャレンジするもの。
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赤しそ、パセリ、セージ、アーティチョーク。

自宅のベランダででかでかと育つアーティチョークを夢見て、一昨年もチャレンジしたのだがあっけなく敗退。アーティチョークの蕾がどんな感じにつくのか見てみたいよね。
本によると、3年ほどで数個が実るんだそうだ。今度こそ成功させたいと、鼻膨らますりきまるである。

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連休初日の直売所めぐり

本日訪問するのは、用賀地区の直売所。

用賀駅周辺の路地路地にはいまだ農家が点在していて、小さな畑の横で直売所を出していたり、農家を営む自宅の玄関先で野菜を売っていたりする。
一回りすると、スーパーでは買えないとれとれの季節の野菜が手に入る。

まずはここ、目印は用賀中学校。裏の通り、中学のはす前にある。
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畑からとりたてで水が滴っているキャベツと、菜花と春菊をいただいた。

今日は連休のためか、開いているのは二か所だけだった。
もう一箇所は、上の直売所の一本北の通り、環八寄りにある。
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蕗200円、小ぶりな八つ頭300円、絹さや200円。
ここで、見るからにやわらかそうな蕗と絹さやをいただく。

たいがいは後ろの畑でとれたものだけれど、畑の状態は
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まだ定植準備といったところである。蕗はなかったので別の畑から持ってきたものなのかもしれません。

ところで以前、この直売所でジャンボししとうというのを買って食べたら、あまりにうまくて悶絶した記憶がある。
野菜のうまさは、土、育て方は言うまでもないが、品種の選定もかなり大切なんだよね。
直売所の野菜は、日持ちして流通に向かないけれど味はいいという品種が多いから、余計うまいのかもしれない。

三箇所目は、農大の食と農の博物館の南端、ちょうど馬事公苑の入り口前で、進化生物学研究バイオリウムという施設の入り口にいつも出展している。
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ここの特徴は、色々な種類、
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特に変わった品種のものが手に入ること。あと、洋モノの野菜も多いね。

今日はこの農家の作った
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ルッコラを買った。
この小さいルッコラ。スーパー売りのものとはちょっと違って、ぴりっと辛い。
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でも味がぎゅーっと詰まっておいしい。
農大OBの作っているしいたけは、ちょっと高いけど本当においしいよ。
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運がいいと研究所で飼育している鶏の、取れたてたまごが手に入る。以前ブログにアップしたアローカナという青いたまごもここで買った。

で。

本日の戦利品。
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『裏の畑でとれました。』状態のとれとれちゃんたち。
直売所の野菜を抱えて帰る瞬間は、実に幸せである。

ふきの葉もぴんぴんだー!
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さあて、どうやって食べようかなあー。。

⇒ この日の晩ごはんはこちらにて。

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2012年4月22日 (日)

過酷な環境で育つじゃがいも

今年、久々にベランダ菜園に熱がこもっている。
と言っても、手軽に手に入るトマトや茄子ではなく、山菜やハーブが中心である。

そんな鉢々が並ぶ中植えたもの、

それはじゃがいも。
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参加してる農業サークルで植えて、残った種芋をひとつもらってきた。ごくフツーの家庭菜園野菜である。

去年の秋、庄内の農家を訪問した時、「初めて有機で野菜を育てた時、訳もわからず植えたじゃがいもが、手を入れなすぎてものすごく小さいものしか取れなかった。でもそれがものすごく美味しかった。」と言う話を聞いた。
もともとじゃがいもは痩せた土地に育つたくましい植物である。

失敗とはいえ、ベテラン農家がつくるじゃがいもと、我が家のへたれベランダ菜園でできるものと、比べようもないけれど。
でも痩せたベランダ栽培のじゃがいもがどんな感じなのか、興味津々で鉢を見つめるりきまるでありました。

[おまけ]
じゃがいもは芽をみっつつけた状態で種芋を切って植える。だから芽も三つ出てくる。

芽がでてきたところで、一番元気な芽二本を選び、芽わ抜いて二本にする。
りきまるを指導している農家さんは、出てきた芽をひとつかいた二本仕立てを推奨しているから。三つにすると、芋が小さくなるそうな。

だからりきまるも、一本抜いて二本仕立てとする予定。

芽かきするときはくれぐれもご注意を。
目がみっつ、数センチ生えそろったところで、親指と人差し指で苗をはさむようにしながら地面をしっかり押さえて、種芋が動かないように『ぐぐっ!』と抜くのである。

この時種芋が引っ張られると、そこから出ている根(根から芋ができる。)が引っ張られて、生育に影響が出るとのこと。

芽かきしながら、野菜育ての繊細さの基礎を学ぶりきまるであった。

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2012年4月21日 (土)

はじめに

こんにちは。 りきまると申します。

ちゃきちゃきの江戸っ子かーちゃんと、実直な努力家にして転勤族埼玉県人のとーちゃんの間に、1961年に生れましてございます。(注.かーちゃんととーちゃんの紹介順序が我が家の序列。)

普段はとある会社でサラリーマンをしています。昼の部は真剣にリーマン一筋、夜の部はもっぱら居酒屋に生息して生きて参りました。

ことは数年前。
リーマンショックの年か、その前の年だったか。
とあるきっかけから食と農の世界、その世界の抱える課題に魅せられてしまいました。

でも里山に憧れる気持ちはあっても、ローンもあるし田舎に地縁もない。
そしてそもそも里山の風景と同じくらい、今の仕事も、そして東京が大好き。

だったらここ、東京でなんちゃって田園生活してみようかのう。。と思っております。

農家や畜産の現場を訪ね、畑仕事にコメ作りに参加し、食と農、それにつらなる世界について学ぶ。

そんな日々を記録していきたいと思います。
週末ときどき更新の『東京でできる田園生活』、りきまるとともにお楽しみ頂けると幸いです。
また色々と情報を下さると大変ありがたく。

それではよろしゅうお願いもうしあげまするー。

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