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2019年6月19日 (水)

[少し前の話] : ご先祖さまの庇護

休日のめし作りが楽しいときは、心身良好な証拠。

この日は残り物の野菜をパスタと一緒に茹でてランチにした。

絹さやとキャベツの大葉ソースリングイネ。

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パスタは古代小麦のものと、ナポリタン用のヨコイのぶっといものを常備している。

昨日買った大きなマグロの切り身、少しづけにして、残りはマグロカツに。

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あとは蕨と茗荷の白和え 蕪の浅漬け

 

最近Instagramの漫画にはまり、時間をえらく浪費してしている。お気楽な話、出産ネタ、ホラーなんかを読むことが多い。

今日たまたま、嫁姑の怖い話を読んだ。ある意味ホラーだなとも思う。人が人に対してこんなにひどいことが出来ちゃうってのは、ネットで人を叩きまくっているのと根っこは同じな気がする。自分が見えないネットと、家庭の中という他人の目が届かぬ密室と。そういう場所に身を置くと、人によっては『汚い部分』が剥き出しになってしまうのかもね。

 

嫁姑とえいば、昔あった不思議な話、まだ母がピンピン元気で、私がまだ20代だった頃の事。

神谷町の八幡さまに母がお参りに行くと、同じくお参りしていた女性に突然話しかけられたそうだ。

「あなた、後家さんですね。ご先祖さまにたくさん婿養子さんがいらっしゃって、その方々があなたに嫁の苦労をさせないように守ってくれています。」

 

父が亡くなってからずっと、父方の親族とは縁が切れていた。存命中も母と祖母の一族はそりは合わなそうと子供心に思い出すが。転勤族であった父が埼玉の田舎に帰るのはごくまれだったから、母が嫁姑問題ではさほど苦労したようには思えぬ。

 

しかし婿養子とは不思議な話だ。祖父母も曾祖父母も、親族遡ってもそんな人たちはいないのである。

 

母も不思議に思い、祖父に「お父さん、うち親族に婿養子なんていないよね?」と言うと

「うちの家系は代々婿養子だよ。」

と言われたそうだ。

 

母方の祖父の家が江戸時代前田藩で代々指南役を務めてきた話は聞いたことがあったが。

実はずーっと女の子しか産まれず、婿をとって繋いできた家だったそうだ。まあ指南役なんだから中途半端な息子が継ぐより、よりすぐりの剣士を婿に迎える方が、お家繁栄のためには好都合であっただろう。

 

そして念願の男子が産まれたら、なんと明治維新で前田藩は没落。すぐに一族で東京に出てきた という話であった。女が強い我が家らしい。

 

わたしも嫁姑の苦労を知らず、勝手気ままな人生を送れているってことは、そのご先祖様方が母だけでなく私にもついてくれているのかなあ。ありがたいことだよなあ。

 

[おまけ]

8年ほど前、母が脳卒中で倒れたことがあった。かなり危ない状態で病院にかつぎこんだ。

1週間くらい入院し、その間少ないがならもわたしと会話していたのであるけれど。退院日に聞いてみると入院直前から数日前までの記憶が殆どないという。

「何にも記憶はないの。覚えているのは、私のベッドの周りに見たことない人たちが沢山いて、ずっと寝ている私を見ていたってことだけ。毎日少しずつ人が少なくなって、最後に亡くなったおじいちゃん(母の父)一人になって。おじいちゃんがいなくなってからは記憶があるのよねー。」

だそうである。

あの時母は三途の川のとばくちに立っていたんだ、きっと。

そしてその人達こそまさに母についているという、苦労したご先祖の婿さんたちだったんじゃないかと話しあったのだった。

 

スピリチュアル好きな私は、世の中にはそんなこともあるんだと今でも思っている。

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