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2018年11月 3日 (土)

カザフの布に込める思い

今日は母の法事。幼馴染みのご住職にお経をあげていただいたあと、ご住職夫妻も一緒に虎ノ門ヒルズの和音バルにておとき。
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軽く昼酒で気分もよくなり、
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近所をすこし散歩。
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お寺以外の古い家はもうほんとに風前の灯火で。
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京都御所南の古い町並みを思い出す度に、
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少しでいいから、残しながらの開発ってできなかったのかなあとすこし悲しくなる。

もうちょっと地権者たちが頑張れば、谷中みたいになれたのかな。
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それでも、ピーク時1平米3000万円もした土地の固定資産税とか、もう個人の努力を越えてるしね。
相続税もかかるから、代替わりで瞬く間に消えていってしまったのである。

夜は経堂のRungtaにて、カザフの布、トゥス・キーズに関するセミナーに参加した。
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ロシアから迫害を受け現在は西モンゴルに自治区を得て暮らしているカザフ人の遊牧民。
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その人たちの生活する天幕型住居の内部を飾るため、代々受け継がれてきた刺繍の数々を見る。
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カザフの女性は、家族の幸せや繁栄への祈りを、この刺繍に込める。ぐるぐるした模様は彼らの財産である羊の角。ハート型は腎臓。それらがたくさんあるという豊かさを表し。

刺繍は未完のまま終えられる。それはその繁栄が『続いていく』ことを表している。

文化人類学者で、長年にわたりフィルドワークで毎年長期間滞在しながら研究を続けている廣田千恵子さんの説明も素晴らしく、最前列で聞き入っていた。

料理家の方がカザフをイメージして作ったお弁当も素晴らしく美味しい。
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トゥス・キーズの古布で作られたドレスに見とれてしまう。
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こんなすごいものを普通の主婦が刺すのである。人の中には宇宙のような広がりを持つ才能の数々が埋もれているのだ。

しかしそんな技術も伝統も、彼の地においても生活の変化で失われつつあるそうだ。
それを守り引き継ぐために、様々に努力を続けている廣田さんの姿を見ながら、わたしも夢中になれるなにかを見つけたいなあーと思ったのであった。

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