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2017年12月 5日 (火)

見送るもの

カイロの治療のあと、久々に虎ノ門の大串に顔を出すと。
いつものおやっさんがいなかった。
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焼き物はおかあさんが焼いてくれた。

空いていたので、おかあさんと話し込んだ。
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おやっさんは倒れて、自宅療養することになり引退したとのことである。

焼き場で「おー!らっしゃい!」とにこにこ迎えてくれたおやっさんに会えないのはとても寂しい。
おかあさん一人では大変なため、今は土日に加え水曜もお休みにしているそうだ。

気づけばのれんもぼろぼろになってきた。
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この一角はすでに地あげに入っているし、ここに来られるのもそんなに長くないんだろうなあ。
1年くらい前、「あと少ししたらお店も閉めて、体が動くうちにお父さんと旅でもしたい。」と言われていたから。
ちょっと寂しいけど、実現してほしいとも思う。

大樽のそばの路地が工事中で、その道に出ていた屋台ラーメンが表通りに仮住まいしていた。
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もう40年は出ている、何度もお世話になった屋台。

でも東京も、こういうのが似合わない街になった。明るい場所に引っ張り出されて、なんだか居心地が悪そうである。

東京に残るこんな昭和のかけらが消えていくのを見守るのも、東京が大好きだった母の娘であるわたしの仕事なのかもなと、最近では思ったりする。

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コメント

りきまるさん、お久ぶりです。
いよいよ年の瀬が迫り毎日ドタバタとしております。

それより、大串さんのおとうさんは勿論、おかあさんも心配ですね。
私も福岡にいる時は、こんなお店で良く飲んでたなあ。
おとうさんの回復を心よりお祈りしています。

投稿: 由紀子 | 2017年12月28日 (木) 22時55分

由紀子さん、あけましておめでとうございます。返信すっかり遅れて申し訳ありません。

大串、ほんとうにさみしいです。でもこうやって時代も変わっていくんでしょうね。。年末同級生と飲んでいたら、平成の次の時代が来たら昭和は二世代前、自分達にとって明治だよねーと言う話が出ました。
消え行く昭和を大切に味わっていきようと思います。

投稿: りきまる | 2018年1月 1日 (月) 20時09分

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