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2017年3月24日 (金)

いとおしい町並み

それにしても今日は寒い!東京では春の気配がしていたが、綿コートできたのを後悔するほどの冬の気温だ。
旧日銀跡地と、京都文化博物館に行ってみた。
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昔の銀行そのままの姿を残す見事な内装を見学。
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残念ながら展示はあまり興味のわくものでなく、ミュージアムショップで時間をつぶしたあと、また町家めぐりをすることにした。

匂袋を買ったり
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和装小物はもう少し着物のコーディネートができるようになってからにしたい。
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お蕎麦屋さんもチェック。
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雰囲気があって、安く手軽に食べられる場所をあちこちに知っていることは、京散歩にとても重要。

今回町を巡っていて気づいたことは、町家の並ぶ風景が見られるのも、昭和な店で食事ができるのも、すでに風前の灯火に近いということである。

マンションの建築や自宅の立て替えが続いていて、こんな光景をあちこちで見かけた。
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郊外に住み都心に通うという働き方スタイルとは違って、京の町家はそこに住みそこで商売をしている人たちでできている町だ。
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それは次々と失われつつあるようだ。

失われるといえば、着物にまつわる事業者も次々と閉店しているようで。
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白生地を扱うこんなお店も、いつまで続くのかわからない。

長年愛読しているこの本。
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1987年発行のこの本は、観光では行かない京都のB級グルメ満載の本で、今回色々訪問してみようと思っていたが。残念ながら行きたかった店は全て閉店していた。

次こそ入ろうかなーと、前を通る度思っていたこの昭和なお店も閉店。
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有名な老舗和菓子やのようなお店や歴史的建造物は残るけれど、
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この店の向かいにある、黒い板塀で囲まれた見事な邸宅は、マンション建設の札が立っていた。

昭和の時代に愛されたB級レストランや食堂の店主は年を取り店を閉める。町家の商家では相続が起きれば、昔のような長子相続の風習はなくなり、兄弟平等に財産を分けるとなると、中心部の町家は売却されていく。

結果幸運な老舗だけが残り、わたしの好きな町家の並ぶ京の町は時代と共に変容していくのだ。
そう思うとこの町並みがとてもいとおしく、目に焼き付けておきたく一日歩き回るはめになっているというわけである。

期末の平日の散歩という特典ゆえか、なんといつも行列のスマートコーヒーに並ばず入れた。
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ホットケーキもがっちり頂いた。粟餅、出町ふたばの大福に続き、本日三回目の甘モノ。

一休みしたら今度は古本や巡り。
寺町にある其中堂というお店は、仏教系の本のセレクトが秀逸でお気に入りのひとつ。
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ちょうど夕暮れ時の店内をのぞくと、柔らかい西日が差し込む店内はくらくらするほど美しい。
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こんな景色を見つけるたび、京都にロックオンされてしまう私である。

[おまけ]
今回はあまり古書然としたものは買わなかった。
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ゆうべ魔物にからかわれた私。ためらいなく手に取った漫画版日本霊異記。これが最高に面白い。原文も読んでみたいな。

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