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2015年6月 8日 (月)


虎ノ門ヒルズの糖朝にて。
久々に帰国している小学生時代の幼なじみと。

家は実家の向かいで、最近は私よりも母と仲良しだった彼女から突然メールがあった。こんなにゆっくり話したのは小学校以来だ。ここのところ人生の走馬灯でも見るような再会が続くのですごく不思議である。

彼女を送って自宅まで行く。彼女のご両親も既に他界されていない。
じゃあねと言うと、彼女が堰を切ったように言った。
「りき。元気だしてね。お母さんへの後悔は多分消えない。私も10年経ってもそうだから。」
玄関前は暗くて彼女の表情は見えない。暗いところから何かの啓示のように言葉が響いた。
「でもそれが『共に生きていく』ということなんだと私は思うの。だから頑張って。」
ちょっと胸が詰まった。ありがとう。と一言だけ言って別れ、自宅の前を通って駅に向かおうとすると。薄暗い路地の真ん中に大きな蛙が1匹、こちらを向いて座っていた。

実家の庭に大きな蛙がいて、母はワトソンと名前をつけて可愛がっていた。私は写真でしか見たことはない。

あれはきっとワトソンだったんだろう。私に挨拶しに来たのだ。
この初夏の様々な出会いは、自分の人生でも忘れがたいものになるだろうと思う。

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