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2014年7月31日 (木)


会社の帰り、3×3laboのセミナーに参加した。今日のテーマは『排泄物の可能性と人間の関係を探求するセミナーシリーズ~第1回:インドネシアのスラムでトイレをつくる挑戦-北海道大学の取り組み-』。

インドネシアとブルキナファソ(アフリカ)でトイレを普及させる活動の紹介だ。
アフリカではトイレそのものがなく、『そこらへん』でする所謂のぐそ状態。蚊に刺されマラリアの危険や、女性は夜まで待ったりすることで逆にレイプの恐れがあったり深刻な問題がある。インドネシアはあるけれど川にそのまま流すことで衛生環境の悪化を招く。

プロジェクトではトイレを設置する費用の捻出を、コンポスト化することで人糞堆肥を作って賄おうと考えている。
少しでも使いやすく、プロジェクトのメッセージをデザインにのせるべく、デザイン事務所もプロジェクトに参加。私でも欲しいような素敵なトイレの試作品を作っていた。

プロジェクトの理念は素晴らしく、参加者でケニアで同様の取り組みをしている人も意見を述べていたが。
しかし費用捻出を人糞堆肥の販売でというのは、『全く新しい商品を見知らぬ国で成立させる』苦労があり、なかなか大変だなあと思った。

そして、人糞を使って循環型農業の仕組みをを完璧に実現したのは、実は日本だけなのだと聞き、江戸時代の日本人、すげえじゃん!とちょっと誇らしく思った。とともに、そんなすごい文化をあっという間に手放して、わざわざ化学肥料の原料を外国から輸入している今って何なんだとも思う。

エネルギーや農業の課題について議論すると必ず「じゃあ江戸時代に戻れというのか。」という極論の反論を受けることがあるのだけれど。
むしろ『戻った』方がいいような事柄もある。そして戻らなくていいけど、あの頃にあって捨ててしまったものをもう一度今の社会システムや農法に組み込見直せないものかと思うのであります。

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