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2013年8月11日 (日)

番外編 : 旅の余韻

正直言うと、到着一日目は、「なーんかつまんない田舎町にきちゃったかも。。」と思ったものだった。市場だってホーチミンで行ったベンタインやビンタイの市場の方がずっと品数も多くて刺激的だったし。

でも日を刻む毎、じわじわとこの町の魅力が身体にしみこんでくるのだ。
まんま昭和な駄菓子や
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植栽                      緑豊かなカフエや
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緑あふれる街角              あ!とびっくりした日本風のオブジェ
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日本三大がっかり、はりまや橋みたいなやつ。

あ!
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ここでも炭焼き職人がいるのね。。
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そう言えばラオスは国土の殆どが森林で、森とともに生きてきた国民だそうだから。
どこかに檜原村で見たような炭焼き窯で重労働の炭焼きをしている人たちがいるのだ。

みんなが大好きなもち米は、こうやって蒸す。
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畑や森で重労働するのに腹持ちが良いから、みんなもち米を食べると先生は言っていた。

豚肉と腸を市場で買ってきて、
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自分ちでソーセージを作る。

行きたかった農村ツアー。そこではきっとこんな景色が見れたはず。
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昭和40年代くらいまでは、日本でも牛を農家の動力として使っていたことがあった。

几帳面できれい好きな人たち故か、     安いゲストハウスも快適そうだ。
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そしてルアンプラバンの町は、路地がとても良い。
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観光用に正面だけぺかぺかさせてるんじゃない。みんな『きちんと生きている』んだと思う。

二つの川が見せる景色もいい。
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メコンの夕暮れの写真なんか見ると、いますぐ岸辺に飛んで行きたくなるのだ。

ルアンプラバンの全景の写真がホテルにあった。
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ちょっとマンハッタンみたいだ。

そしてここでは、沢山子供連れや子供たちに出会った。
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後ろの博物館で演奏している伝統音楽流れる中、おしめを換えるおっかさん。

通りかかるワンコに警戒して吼えられる。
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おっぱいが垂れたおかあちゃんワンコだ。おかあちゃんワンコ、沢山見た。

民家の敷地には、子連れで散歩するめんどり一家。
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ここではヒトも犬も猫もにわとりもみんな、普通に子供を産んで普通におかあちゃんになっていた。

ワタシの周りでは、犬も猫もヒトもあまり子供を産まないから、とても新鮮な気持ちで見入っていた。

家畜と田畑を耕し、食べるものや種をつくり、交換し、身近で出来るものでごはんを作り、おかあちゃんになって、生きて死ぬ。
少し前まで私たちの祖先がしていた質素な生活がそのままここにある。

かの地への郷愁を挙げればきりないけれど、思うのだ。
現代生活、物質生活の楽しさとむなしさを味わいつくした私は、そんな生活に郷愁と魅力を感じているけれど。

自分の母親が、いつまでも(他国から見たら)貧しく、さしたる贅沢もせず、欧米の観光客相手に夜店で売り子をしているのを見たら、これが良いと思うだろうか。

「もっと豊かになりたい!開発をして都会にしたい!」と思う若者が出て来るほうが自然だ。

水牛とともに生きる農作業より、トラクタで耕すほうがずっと身体も楽だ。
スーパーの棚からぽいぽいっと籠にお好みのウインナーを選ぶほうが楽しく感じるかも知れない。(母の作ったプリンよりプッチンプリンを食べたいと思った子供の頃の自分のように。)

だから早晩、私の見たあの町と人々は変っていくだろう。タイムマシンで昔に戻ったような生活と、そこから生み出されるピュアな食材に出会えるのも、そう長くないかもしれない。

だから行かなくちゃ。なくならないうちに。
人と自然がよい関係で生きているあの町に。
北方の少数民族にも会いたい。

今回の旅はことのほか長い余韻が続く。それほど『今の自分』にとってまたとない魅力のある土地なのでありました。

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ながながご静聴ありがとうございました。

夏旅の日記だというのに、気づけばもう涼風どころか寒風が吹く季節に入ろうとしています。
でも、写真を見ると、町を歩き回り、撮っていた日々とそのときの心情が驚くほど生き生きと自分の中よみがえり、2か月も前の日記を今書くことが出来るほどでした。

あまり書きませんでしたが、一人旅であることを忘れるほど、様々な人とおしゃべりしました。
忘れられない印象的な人々にも会いました。

またきっと、さほど遠くない先にかの地に向かうことになると思います。

忘れがたい旅の記録を書ける場があることと、読んでくださる方々がいることに感謝いたします。

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コメント

充実の旅日記ありがとうございました。
何度も読み返したり、写真を見返したりしながら楽しみました。
真夏の記憶って脳にガッツリ刻まれるので、羨ましいなぁ、と思います。
ベトナム料理にもタイ料理にも似ているのに、素朴で本物って食べてみたい!本当の素朴なうちに!と少し焦りつつ私もラオス旅プランをシュミレーションしてみようと考える秋の夜長ですw
お腹治りましたか?私は食欲の秋にすっかりお腹がドザエモン(笑)です。

投稿: とうもろこし | 2013年10月 5日 (土) 23時18分

とうもろこしさん、読んでいただいてありがとうございます♪
なんかですね、日本の農業体験も好きだったのですが、水牛耕作に比べたらなんだかぶっ飛んでしまい、いまだラオス loveが止まらずです。(笑)

是非こっそり行ってみてください。ワタシも他の都市もいってみようと思います。

腹の『管化』が止まったら、下腹部に『脂』がやってきました。(涙)中年体型まっしぐらです。えーん。。

投稿: りきまる | 2013年10月 6日 (日) 10時26分

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