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2011年9月 4日 (日)

番外編 : 北前船で栄えたまち

l今日は酒田市内を観光。
最初に山居倉庫を訪問。
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吉永小百合がJR東日本で宣伝に使っていたここは、ずーっとりきまるが来たかったところ。

西日の暑さから米を守るため、蔵を建てる20年前にまずケヤキを植えたんだそうだ。昔の人、すげー。。その知恵に、その壮大さに。感動しきりである。

そして熱気と湿気を逃すため、
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蔵は上部をあけた二重屋根となっている。熱気と湿気を逃すため、上を開けた造り。このおかげで蔵にはエアコン要らずだ。

そしてこれらの倉庫は今も現役で使用されている。
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正面から見たところ。NHK連続TV小説のロケとかに使いそうだなあー。。
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と思ったら、やはり『おしん』で登場したそうである。

一番端っこの蔵は、酒田の歴史を展示している。北前船の歴史や、昔の農家
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まさにおしんの世界。
そして米を船から運ぶ人々。
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うんうん、フオークリフトもないし、人で運ぶしかないよね。
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が!

これわうそだ!!   と思わず叫ぶ。
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ちょっとの荷物もキャスターバッグで運ぶ現代人がぬるいのか。

そういえば。。。蔵の前にあった船着き場跡にあった船。
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帆船だけど、風がない時は。。
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こうして人の手で引っ張っていたそうな。
力持ち選手権、庄内人はトップ3入賞間違いなしである。

続いて北前船で大儲けした豪商、鐙やを見学。
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大切に保存された、凛として美しい日本家屋を見ることができる。
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奥の台所では、
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当時の厨房の姿を再現。(人形がブッキー。。。)
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長崎のグラバー亭で、当時のご馳走の再現を見た時も思ったのだけど、
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かつてのおおご馳走をたくさんの人が普通に食べている現代。こんな時代、本当にずーっと続けることが可能なのだろうか。。と、こんなときふと不安になる。

観光は続く。
明治28年建築の料亭、山王くらぶに行く。酒田がどれほど豊かだったかわかる繊細な建築の数々や、
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どどーんと大宴会対応も可能な大広間。
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どれほど豪奢な宴席が持たれたのであろう。
異国情緒な狛犬の扉絵       獅子頭は雄雌セットでこの町のあちこちにあった
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酒田凧                 傘福
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商売繁盛や家庭の幸福を願って飾る傘福。
豊かな財力を背景にした独特の文化は、とても華やかである。

料亭跡はあちこちにあり。。
これは見覚えある方も多いのでは、おくりびとでNKエージェントとして使われていた、
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旧割烹小幡。これは洋館三階建ての部分で、
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奥には旅館かと見まごう立派な和風建築が鎮座しています。

即身仏とか日枝神社とか、あれこれ見て、
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観光の最後は日和山公園に行く。
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かつての交流の重要拠点であった酒田は商売の町として大きく栄えたが、
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その喧騒も今は昔、静かな一地方都市として息を潜めている。

だが町のそこここに点在する建築物や、
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南禅寺と名づけられた豆腐、
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出荷後荷がなくなり軽くなった船を安定させるために持って帰ってきた石
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それらを贅沢に使った日本庭園、
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キーワードのように散らばる往時のかけらを見ながら、百年後の東京はいったいどんな姿をしているのだろう。。 などと思う一日でありました。

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コメント

さすが、文豪りきまるさん。今日の日記、長年の『りきまるダイエット日記』の中でも秀逸で、皆に読ませたいような、こっそり楽しみたいような、複雑なファン心理になりました。
豪商好き(笑)としてもたまりません。
あ、あのお米本当な気が。(笑)千葉の奥地にもあの位持てる人は何人も。昔の人は足腰違うしw多分私も二つならイケます。
楽しい日記ありがとうございます。

投稿: とうもろこし | 2011年10月10日 (月) 10時32分

とうもろこしさん、

(照)

ありがとうございます。ブログ管理人冥利につきますです。

今回は、主催者が事前調査までしてみっちり計画されたツアーだったので、想像以上に中身が濃く、印象深い旅になりました。
で、番外編をすべて書き直したりしていて、すっかり更新がこんな状態に。。(笑)

明日からピッチ上げてがんばりまーす。

そうそう、酒田で聞いた話では、人間の足って理論上は1~2トンの加重まで耐えられるんだそうですよ。
個人的にはそこまで自分の能力の限界を試す機会が来ないことを祈るばかりではありますが。(笑)

投稿: りきまる | 2011年10月12日 (水) 07時54分

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