« 前編 : 煩悩の払拭の巻 | トップページ | 前編 : 悟りの庭 俗世の寺 »

2011年8月18日 (木)

後編 : 入りづらい極上の店

食後ぶらぶらとしていると、四条河原町近くの甘栗やの奥そのままにこんなものを発見した。
R0012399_5
染殿院、安産の神様。結納やの次にりきまるの人生に、縁のない場所。(涙)

ちょうちんの色がかわいいね。
R0012402
にしても800年代から存在し、清和天皇(同世代)の誕生の逸話のあるお寺が、一番の繁華街で現役で存在しているというのはすごいことである。

などなど感動しきりではあるが、何しろ感動も吹き飛ぶほど、あつーい!!!
R0012404
ということで午後の散歩は早々に諦め、大丸でおばんざいを買って
ホテルにたいきゃーく!
R0012407
わけぎのてっぱいと、粟麩田楽。いただきまーす!!
午後はエアコンの効いた部屋で昼酒飲みつつ、本読みつつのんびりとすごす。

日が翳ったので、そろそろ飲みに出かけるとしましょうか。

ホテル前京都国立博物館の前を通り、
R0012408_2
豊国神社前を抜けると、ちょっといい感じなカフェがある。
R0012409
そのカフェの前のわんことお話。
R0012410_3
暑い中ご苦労さんだあるが、明日からお店がお休みとのことで。飼い主と楽しく遊ぶ姿が目に浮かぶね。

昨日も何気なく通っていた豊国神社のこの石垣。ふと思ったのだけれど、
R0012411_4
フツーの民家の二階くらいのでっかい石なのだ。すげー。。
R0012412_2
ちょっとした巨石文化であるが、ガイドブックにはまったく書かれていないばかりか、無骨なフェンスで囲っているだけ。他の地域ならこれだけで『歴史的観光名所』としてひと威張りしそうなものだか。京都ってあまりに色々ありすぎるのか、説明書きひとつついていない。

にしてもこの石、どっからどうやって運んだんでしょうかねえ。

ぶらぶらと夕刻の散歩を楽しみつつ、
R0012413_2
開店直前、『ひとり飲む、京都』に出ていた店に行ってみる。せっかく京都に来たのだから新規開拓である。

が。

うえー。。。
R0012414
入りづれー。。!!

ま、いいか。店主に嫌われても死ぬわけじゃなし。と丹田にリキ入れて入店。

[夕食]
新京極の蛸八にて。
お通しは青ゆずがほんのりきいたたまご豆腐。
たまご豆腐、今まで何の興味もなかった食べ物であったが、うをすえとここで食べて、その味わいの深さに感動。後の料理もすごく期待できるなあ。。

カウンターだけ、しかも常連さんのお店で写真を撮るのは躊躇われるものである。でもこんなにいいお店は絶対に記念に残したい。  ということで勇気を出して、

「あの、写真撮っていいですか?」

ときいてみる。が言った瞬間に、大将と常連さんが凍りついた。どひゃどひゃ。汗吹き出る。

が、息子さんと思われる方がにっこり笑って、「どうぞどうぞ。」と言ってくれてちょっとほっとする。訳のわからんやつがいきなり来て、料理の写真撮るなんて、お店にとっちゃああまり気持ちのいいものではないですもんね。スミマセン。。

きずし
R0012415
きずしとしめ鯖は違うと何かで読んだのである。確かめに昼大丸の魚売り場に行くと、たしかにきずしとしめ鯖、二種類がおいてある。
而して蛸八のきずしは、まったりとしてはんなりとして、今まで食べたことのない美味しい鯖であった。うんうん、きずしはしめ鯖ではないね。京都の鯖文化の一端を見る思いだ。

はものおとし
R0012416
たんまりのはも。おいしい。
あとはずいきの胡麻和え(これがもう、ほんに絶品。)
などいただき、さくっとお店を出た。ものすごくいいお店、再訪必至である。

ところで、この蛸八さん、太田和彦氏の本によれば、この蛸薬師のそばだから蛸八なんだそうだ。
R0012417_3
近所には寅薬師もあり、
R0012418
四条河原町界隈はお寺だらけである。(しかもすごく古い。)この場所にこんなに集中しているのは、昔で言うパワースポットだったからなのかな。京都ははまりだすと、調べたいことだらけだ。

昨日食べすぎだし、今日はこのくらいにして少し散歩でもしようと、

亀山社中が置かれていた酢屋の裏手に素敵な花やさんがあった。
R0012421
花政。幕末は文久年間に創業したというこのお花屋さん。
R0012423
龍馬が殺された池田屋は目と鼻の先だから、坂本龍馬もこの路地を歩いていたのかもしれないと思うと、なにやら不思議な気持ちになる。

河原町の古本屋に入って物色。二冊ほど購入。この通りには数件の古本屋があって、ひそかにお気に入りである。
R0012420
がしかし食の煩悩は払いがたく、
しぶーい、このうなぎや。
R0012425
うなぎ食いたいなー。
R0012426
ん?
R0012427
きんし丼。。  これはたまごの下にうなぎがあるのかなかのか。

初めて見る。食べてみたいのう。。

うおー。。
R0012430
大好きな新福菜館!こんなところに。。黒いラーメンと黒いチャーハン食いたい。でもがまんがまん。(涙)

れんこんやさんに行く度に気になっていた、この古そうなうどんやも行ってみたいし。。
R0012431_4
お好み焼きも食べたい食べたい。。
R0012432
夜の街中でよってたかってりきまるの煩悩を刺激されるが、なんとか振り切りホテルにたどり着いた。

[〆のいっぱい]
シャワーを浴びたら、階下の枯山水を見下ろしながら
R0012453
シャンパンと大安のお漬物
R0012454
ペッパーのきいた変わったお漬物を買ってきて一杯。バーもいいんだけれど高いしね。
それに。。。

部屋で買うともっと高い!
R0012455
ビール350mlで750円ってちょっと異常でしょう。。近くにコンビニもないし、300円くらいにしたらもっと売れて客単価があがると思うけどねえ。

[おまけ]
こんなヘルシーで仕上がるおのれではなく。。
R0012456
おやくそくでこんなもんを仕込む。

ミニだし。
R0012457
カロリー、おにぎりいっこぶんだし。
R0012458
こんな写真が残っているところを見ると、このヨッパライはそう言い訳したかったようである。(涙)

|

« 前編 : 煩悩の払拭の巻 | トップページ | 前編 : 悟りの庭 俗世の寺 »

コメント

りきまるさんの旅日記は、そこいらのガイドブックよりそそられます。
新福菜館の黒いラーメンとチャーハンですか・・・?気になります。
それにしても、ホントに素敵な佇まいのお店を見つけるもんだと感心!!

投稿: Boo*Foo*Yuu* | 2011年9月20日 (火) 10時56分

Boo*Foo*Yuu*さん、
ありがとうございます。
自分で書いてても一番楽しいのが旅日記なんですが。。

書くのもまたしんどいのが旅日記なのです。(記憶や感動の整理に時間がかかる。。)
ですから楽しんでいただけるととても嬉しいです。

新福菜館、おいしいですよー。
昔の記事でアップしていますので、よろしければどうぞ。
http://rikimaru.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-fcd5.html
ラーメンは見つからないなあ。。

投稿: りきまる | 2011年9月21日 (水) 09時31分

太田和彦氏、私も好きです!
文字だけで、お店の雰囲気やお料理のイメージが浮かぶ、あの文章力はスゴイっ!

りきまる”グルメ日記”も負けてないですけどね(笑)

投稿: nyu | 2011年9月21日 (水) 21時38分

nyuさん、
えっと。
ダイエット日記ですし。念のため。(`_´)

この本、いいですよー。
何が良いって、妙に京都通ぶらないで、おのぼりさん全開だったり。
妙な賛美も、また卑下もせず、自然体で京都と接する姿がとても良いなと。

投稿: りきまる | 2011年9月22日 (木) 08時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 前編 : 煩悩の払拭の巻 | トップページ | 前編 : 悟りの庭 俗世の寺 »