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2011年8月19日 (金)

前編 : 悟りの庭 俗世の寺

[朝食]
昨日モリタ屋で買った無花果。
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京都の紀陽というところのもののようで、東京で食べるものよりずっと見た目つややかで味が濃い感じ。

チェックアウトが12時なので、荷物は部屋に置いたままバスに乗って一路北に向かう。
向かった先、それは大徳寺。

鎌倉時代創建されたが、応仁の乱で消失してしまったこの寺は、有名な一休さんが再興。秀吉などの支援を受け、江戸時代の前期完成した当時の姿を残す、歴史ある寺である。
長谷川等伯などの絵師にとって、大徳寺の襖絵を描くということは大変な目標にして栄誉であったそうな。

美しい境内をゆっくり眺めながら、大仙院に向かう。
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ずいぶん前、農大で大名庭園を旅するという講義に出たあと日本庭園にとても興味が沸き、古本屋で京都の庭園の本を買った。京都の名園を詳らかに紹介していて、これも旅情を書きたてられる困った本だ。

そしてこの本を見て真っ先に「実物が見たい!」と思った場所が、禅院枯山水庭園の最高峰と言われているこの大仙院の庭園なのである。
人が少ない中で見たい。。と一番乗りで入ると、庭と寺のガイドがついて一周できた。(残念ながら写真撮影は禁止だ。)

岩と木々で水涌きいずる山を表現した『蓬莱山』の庭から、徐々に川の流れは広くなり、最期は枯山水の大海『方丈前庭』にたどり着く。そして山河をあらわしながら同時に人の一生を表現しているというこの庭は、禅の思想に基づいて造られたものなのだそうだ。美しく思索に富み、実に感動的なんだけど。。

なーんとなくぎらぎらしてるんだよねー、このお寺。行くとわかります。ま、お金は大切だけどね。それだけが少々興ざめでした。わはは。

そしてここには、まだ蜜月だった頃、利休が秀吉を招いて茶席を催した部屋もある。
同時に大徳寺は、その山門に利休が自像を置いたことで秀吉の逆鱗に触れ、切腹のきっかけとなった場所でもある。
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親しみあった場が一転憎みあう場となったそんな場所。
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大徳寺とは不思議な縁のある地なのかもしれない。

さて、腹も減ってきた。本日午前中のもうひとつの目的に参りましょうか。
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[十時のおやつ]
今宮神社かざりやのあぶり餅
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うまーい!以前もブログで紹介したが、街中からちょっと遠いここはなんとか時間をみつけて来たい場所のひとつである。

さくさく食べたら、大徳寺納豆を買いに戻る。
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その途中にあるここ。
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何を隠そう、りきまるは『築地塀萌え』なのである。
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んなものに『萌え』があるのかと思われるかもしれませんが、

もうこういう職人の遊びなど見ると、
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本気で萌え萌え中。

実は東京だろうと地方だろうと、どこをあるいていても視界の端に築地塀がひっかかると、びしっとチェック&萌えているりきまるである。

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