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2011年5月27日 (金)

番外編 : 質実な武家の町並み

金沢に着いた第一印象はすこぶる良くなかった。
例年よりずっと早く入梅したせいもあり、
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こんなどよーんとした空が始終続いただけでないようである。

これは浅野川主計町にある料亭街。
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ま、昼だからだけど人気はゼロで寂しい感じ。いや寂しいというのかなー。。

ここはひがし茶屋街。
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建物はとても大切に整備されていて、
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古さとかで言ったら祇園とも変わらないんだろうけれど、なんか暗いというか。いや、暗いというのかなー。。

そうなのだ。なんとなく『閉じた』感じがするのである。

この路地
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あの路地、
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商店でさえ、
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なんとなく外から身を閉じているように感じる。
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よそ者に決して心は開いてはいないし、間口の奥を見せることはない京都の町屋や商店の数々。でも金沢よりはるかに『街に対して開いている』様に映るのだ。まあ、あくまでりきまるの印象ですが。。

長町武家屋敷跡に行ってみる。
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ここには奇跡のように藩政期の面影を保存している美しい路地がある。

武家屋敷の裏にはどうどうと音をたてる豊かな流れ。
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取水口から屋敷に水を引いていた跡もそのまま残る。
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ご家老の屋敷跡。
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今は出入り自由であるが、昔は御家人が入り口を守り簡単には人を入れなかったはず。

そうなのである。元来家とは雨風の自然や外敵から身を守る場所。武家の家なら尚更である。質実な武家の町として発達ししかも雪国である金沢と、京都ではおのずと町の成り立ちが違う。

自分が金沢に京都の面影を勝手に探していたことに気づく。京都は京都、金沢は金沢だ。
それぞれをありのままに受け入れて初めて、町となじみ町に受け入れてもらえるのではないかしらん。

がっちりとした長屋門。人を拒む造りの典型。
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でも一歩中に入ってみれば。。。
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そこには緑豊かで美しい庭園が広がっている。
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「昔の彼はこんなじゃなかったのになあー。」などと思っていると、今の彼ともうまくいかないのとおんなじだよね。
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などおもいつ、齢50歳、なにやら納得するりきまるでありました。

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