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2010年1月24日 (日)

鉄砲ぶち ふつかめ

山の朝。
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ごはんの前に散歩。
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さすが多摩川源流の村だけあって、マンホールは岩魚。
寒いっつーより痛くて冷たい感じだが、気持ちがいい。
[朝食]
・ナットー卵ごはんに       ・鹿肉の生姜煮
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うまくて抱え食い。おまけにごはんお代わり!

さて、食事が済んだらお勉強。(言っておくと、これは旅行でなく授業。)
これは何かというと、
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仕掛けの上に置いた熊だったかイノシシだったかの歯と、鹿の角。
鹿の角の先が白いのは、自分で木でごしごし研ぐからなんですと。白いほうが鹿的にかっこいいらしい。(ほんとだって。)

それではみんなで畑に下りて。。
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村一番のわなの名人に、色々わなの仕掛け方の説明をしていただく。
このわなは、実際には使用していない。(大きいのは禁止らしい。)
がしかし、広大な山、しかも動物がどこを歩くかを想像しつつ小さなわなを仕掛け、獲物を獲るのは、やはり匠の技のようである。

そのあと見学したもの、これは鳥の巣ではなく
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熊棚。

用途は学生さんが実践してくれた。
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こうやって、木の実などを食べる。食べながら枝を折ってお尻の下に入れて鳥の巣ができていくのである。熊、頭いいな。

その後は獲物の解体を学ぶ。熊、イノシシ、鹿、狸とさばき方はな同じ。
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昨日わなでとった狸!  無理。。!と思ったけど、ちゃんと最後まで見た。
肉におろしたところで、誰かが「なんかさ、食べてあげないとかわいそうだよね。。」と言う。うんうん。そうかも。(鉄砲ぶちさんたちは、熊か鹿しか食べなそうだ。)

[昼食]
村営の温泉施設小菅の湯のレストランにて。
・川魚の蒲焼丼 (+ポン太の塩焼き)
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スタッフの方が焼いてくれたポン太を食べたよ。羊に似てて、結構いけた。

出発まで自由行動。りきまるは昨日入ってここの温泉がいたく気に入ったので、ひとっ風呂浴びた。

バスの中で感想、自己紹介と参加理由を一人ずつ発表。参加者18人とスタッフに学生さん総勢20数名。なんだか初めて会ったと思えぬほど、みんな仲良くなれた。
年齢も仕事も、人としてのタイプも、実にさまざまな人達なんだけど。

今振り返っても、あー。。楽しかったーと思えるのは、メンバーみんながとてもいい人達だったからだと思うな。お世辞じゃないよ。

学生さんもかわいかったなあ。
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これは影で目と鼻を作ってるの。あはは。
世間の垢にまみれていない人達に囲まれてすごした1.5日だ。

中央線で一人のんびりビール飲んで帰ったりきまるであった。
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(実は御岳のトイレに定期入れを忘れたので、りきまるだけ途中下車。)

[夕食]
・刺身こんにゃく  うまい!
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これは御岳の駅前で買った方。小菅のはとってある。
・れんこんのきんぴらと
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・梅和え
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・かぶのマヨ和えはバジルを入れた
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いただきまーす!
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こんにゃくがあまりにうまくて、
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もう一杯飲みながら、小菅の鉄砲ぶちの本を読む。
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本当はこんな雪景色の中を歩くはずだったんだそうだ。で、動物の足跡が沢山見られると。ここ数日の暖かさで溶けてしまったと残念そうにスタッフの方が言っていた。でもあったかかったし、山歩きはとても楽しかったので全然オッケーだったけど。

ごんぎつねやバンビを読んで育った人達は、動物を鉄砲で撃つのはなんだか残酷な殺生のように思えてしまうかもしれない。
しかし、日本オオカミがいなくなり、天敵のいなくなった山には、実は想像以上に野生動物が増加しているそうだ。そして山に暮らす人達の農作物が甚大な被害を被っている。

一説によると、温暖化も鹿が増えすぎた原因のひとつだ。冬の暖かさは体へのダメージがないだけでなく、えさも豊富だから。(鹿の体には脂肪が殆どなく基本弱い固体は冬を越せなかった。)

現実問題として、山に暮らす人達が生きていけないほど村を荒らされることは、やはり避けねばならないだろう。自然破壊と言うより前に、村の過疎化の方が進行している現実もある。鉄砲ぶちも急激に減少しているのである。

東京都があまりの動物被害にたまりかね、何千万も予算をつけて(お金あるからね。)ヘリでハンターを山に運び、大量に鹿やイノシシを獲ったりしたので、山を越えて近県に動物が逃げ込み、山梨などの動物が増加していたりするそうだ。

ゆうべの夜の説明ではないが、
『山が盛り、動物が盛り、人が盛る』を実践するのは困難な現実がある。
農業だけでなく、山間部の動物と人間の共生も、方法論が立てにくい課題に直面しているようだ。

でもまあ難しい話はさておき、鉄砲ぶちの方々は皆、本当に明るくて楽しかったなー。。
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山に生き、山と生きる。
こんな機会がなければ決して見ることのできなかった世界。
農大と源流大、そして鉄砲ぶちの皆さん、本当にありがとうございました!

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コメント

りきまるさん 
こんにちは!
すご~い行動力! 活動的でうらやましいです
私も引っ越し先で 地方都市とはいえ 中心部に住んでいますが 野生のイノシシに数回遭遇し かなり焦りました  
相手は 親子連れだったので 刺激しない様に ジリジリと細い道をすれ違いましたが 山のイノシシはどんぐり食べて 山道駆け回ってるから 
今 流行りのイベリコ豚とおんなじだよ! それよか 美味しいんだから という地元民の言葉を思い出し ウリ坊 美味しそう とチョッピリ考えてしまいました(笑) もし 本当なら わざわざ スペインから 高い豚さんを輸入しなくても いいのにね..

投稿: ルルカ | 2010年2月14日 (日) 17時34分

ルルカさん、
わー!いいですねえ。。りきまるもうり坊に会いたかったです!
しかしいるんですねえ。。週末の旅行でレンタカー運転していて『動物に注意』の交通標識を見る度、「ああ、ここに、猪が、鹿が、ポン太が、マタギがいるのねえ。。」と、山を見上げてました。雑学知識が増えると、旅の楽しさも増しますね。
にしてもそうなんですよ!りきまるも、「ここで豚を放牧したら、健康で美味しい国産イベリコができるのに。地産地消で。」と思ってました。(笑)

投稿: りきまる | 2010年2月15日 (月) 08時39分

ウリ坊、ポン太って可愛いですね。北海道は「熊(ヒグマ!!)に注意!」ですよ・・・。可愛くも何ともない。
ちなみに、札幌市南区の「定山渓温泉」に向かう途中で、「熊に注意!」表示を拝めます。

投稿: SUZU | 2010年2月15日 (月) 13時30分

SUZUさん、
ポン太は本当に脂肪で腹がぽんぽこでしたよ。(笑)
札幌市で熊ですか。怖いですね。。
熊に注意 と タヌキに注意、 同じ日本語ですが明らかに『注意』の意味は違いますねえ。

投稿: りきまる | 2010年2月16日 (火) 08時43分

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