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2009年8月 4日 (火)

番外編 :  お侍のいる路地 萩

**えっと。この番外編、お侍好き爆裂です。興味ない方、読み飛ばして下せえ。(汗)**

デジカメを充電してもらい、レンタサイクルで最初の目的地、藍場川に向かう途中、なんとはなしに通りかかった路地に碑が立っていた。
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廣澤兵助、後の広沢真臣。第二次長州征伐で幕府と長州の講和のため、勝海舟と厳島で交渉した相手である。

おそらく死を覚悟して厳島入りした海舟。でもその交渉相手であった彼は明治4年1月、新しい時代をたった3年しか見ずに暗殺されてしまう。
その報を聞いた海舟はどんなに空しい思いに駆られただろうか。。

いやいや、まだまだ見るべきは満載だ。真夏の太陽照りつける中、とにかくちゃりちゃりと歩を進める。

藍場川沿いは歴史的風景保存地区になっている。
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なかなか素敵である。
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沿道沿いの武家屋敷跡にはいってみる。
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ここはこんな風に川の水を屋敷に引き込んで、
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庭に池を作るだけではなくて、
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このように台所にも利用しているのである。天然の水道である
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幕末は尊皇攘夷の志士、維新後は首相にもなった桂太郎の自宅。これも古いけど。。
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気がつけば別にガイドブックに載ってる様な歴史的建造物だけでなく、ごく普通の家や塀が地域にフィーチャーしている。
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これは山口市でもたくさん見た、屋根が沢山連なって見える特徴のある家だ。

ここは町全体が『江戸』をそのまま残すテーマパークのような場所なのだと気がついた。

川に向かう坂を上がり 
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橋本川を眺める。
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川は護岸してしまっているが、もしやりきまるが見てるこの坂もこの木も、江戸時代の人達が見たそれとあまり変らないのかもしれない。

町の中心部に行くと、太秦映画村よりもリアルな時代劇の世界が待っている。
この路地に、
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あの路地に、
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りきまる達に面白いお話をしてくれた、あの太秦のイケメン侍を立たせてみたいよう。

平日でもあるせいか、山口市以上にほとんど人に出会わないので、
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たまに人に会うと、真剣にお侍や町娘ではないかって思っちゃう。
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いやほんとに。

こんなところからふとお侍さんが出てくるんではないかって錯覚に襲われる。
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そうだ!市の予算で市職員の制服を着物にしたらいいんでは?(オイ。)

太秦とタイアップして古くなった着物や小道具を寄付してもらってさあー。(オイオイ。)

いっそ警官は奉行所にして、警官は与力や同心のかっこで勤務。きゃー♪(オイコラ。)

こういう所を大小を差したお侍がうろうろしてたら、(ちなみに現役使用中の学校)
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絶対太秦よりかっこいい!りきまる、絶対また来ちゃう!

お城はさぞ。。と思っていくと、なんと堀しか残っていない。
愛想のいいにゃんこがりきまるをご接待してくれただけ。
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これほど城下町を大切に残しているというのに、明治7年の廃城令で天守・櫓などの建物を壊しちゃったんだって言うから、日本人ってつくづく不可思議な民族であるよ。。

とにかく、猛スピードで街中をチャリチャリ走り回って山ほど古い建物見て、
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なんだか『歴史、おなか一杯』になってしまったりきまる。長崎と違うのが、『町』が地味過ぎるってところでしょうか。

夜入った小料理屋で、「とにかくなーんにも壊しちゃいけない規則だからそのまんまなんだよね。」と聞いた。そこに住んでいる人は色々と不自由も多いんだろう。

りきまるが若い頃、『萩・津和野』といえば若い女性の観光メッカだった。ある意味松本と似ている町だ。でも今はどうなんだろう。このテの観光地ががんがん集客できてるんだろうか。
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例えば東京にいる若い女子は、あまり来ないんではないだろうか。
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いまや日本中に楽しそうな観光地がたっくさんできてしまったよね。景観だけでなく、食事、買い物、三点セットの揃う観光地にはなかなか勝てない。
福岡に行くというと、いいなあ~。。。と言われても、萩に行くと言っていいなあーとは言われないのが現実だ。

たとえば京都。
京都は好きだが、行くたびに『ビシっと手足の先まで手入れの行きとどいた美人』を見ている気がする。エステにヘアにメイクにネイルにファッションに。全方向気合いの入りまくった、まさにすきのない美人。りきまるは最近の京都をそんな風に感じる。(京都の『すきのない美人化』はここ10年で更に進行してる気がする。りき的にははちょっと寂しい。)

一方松本や萩このような、文化遺産に普通に人が暮らしているような町はどうだろう。

建造物に街並み、そこにいる人々含め存在するすべてが『観光商品』である京都に比べ、萩のそれはいかにも地味である。萩にとっては『生活道具』だ。
大都市からも離れているから、近県からの資本流入で『観光商品化』投資もあまり期待できない。(丁度京都における町屋の活用のような。)

生活道具としての町だから、外食の店も買い物するお店も少なくなる。

だからりきまるのようなタイプの観光客は、夕方には観光お腹いっぱいですることがなくなってしまうのである。

京都は世界で活躍するスーパーモデル、萩はモデル事務所にスカウトされた高校生のような違いがある。

萩はどっちの方向にいくんだろうか。10年後が観光地としてどの方向にいったのか、タイムマシンで見てみたい。
町の成熟と発展はなかなか難しいものである。

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