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2008年6月 4日 (水)

番外編 : 夕暮れの日比谷公園

なんとなくまだ帰りたくなくて、久々にふらりと日比谷公園に来た。
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ここ日比谷公園は、毛利・鍋島の藩屋敷のあった場所だが、日比谷駅近くのこのあたりは、日比谷見付であった。
この心字池(上から見ると、『心』という形をしているといわれている)は江戸城のお堀の名残である。
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二つの池は、りき家では鶴池亀池と言われていた。心字池は亀池。
これは鶴池の噴水。
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叔父さんも弟も、二代にわたり二つの池でいつも鯉を釣っていた。おじさんと園丁との日々の攻防は、今でも家族で集まると話題になる。

都心とは思えない深い緑。
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下に生えている草は、もしや蕗?! と思い、ぷちっと切ってにおいをかぐ。
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やはり蕗だ!これは早春、ふきのとうを取りに来るとしよう!

ここは有名な松本楼。
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でも子供りきまるにとっては関係ない場所だった。むしろこの前の銀杏の木は、りきまる家の大切な銀杏収獲場であった。よく弟と取りに来たものである。

ばら園は峠を越えてイマイチ。
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ここは大噴水。
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日比谷公園が欧米のものに比べてイマイチな理由の一つに、あまりにコンクリ敷きが多いってこともあると思うなー。
せめて石畳だったら素敵なんだけどねえー。
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売店は昔のまま。ポップコーンとかお菓子を買ってもらうのが楽しみだった。
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が、かなりの確率で買ってもらえなかった。昔の親はしまり屋だったと思う。

てくてくてくてく、
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夕暮れの散歩は続く。
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母が祖母と曾祖母と終戦直後、貧しい身なりでここを散歩していた。
アメリカ人のカメラマンが写真に撮ろうとしたら、曾祖母は毅然として「No!」と言った。村イチバンの美人だった曾祖母。
たとえ有名な写真家だろうと、(事実そうだったらしい)貧乏を撮られるのは、彼女の誇りが許さなかった。 という話も、ここを歩くたび母から何度となく聞かされた。

ここで母や弟と過ごした子供時代から何十年も経ってしまったのだが、ほんのこの前のような(ずーずーしい)気がする。人生は短いね。

ここには猫も沢山。
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お坊ちゃま君似のデブ猫に声をかけると、
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りきまるを無視して丸くなって寝始めた。  なんと無防備な。。
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右が顔、左が尻尾だ。

近寄ってなでたら、ちょっと迷惑そう。ごめんね。
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次回の関東大震災は絶対に越せないであろう古びた風情の日比谷図書館。
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りき家の本棚兼勉強部屋。
思い出とともに歩く夕暮れの日比谷公園散策もここで終点。

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